私は犬が嫌いである
理由は吠えるのがうるさいから
また私自身ベタベタされるのが
どうも嫌いなようだ…
つかず離れずの関係をどうも好むよう
と言いつつ最近は
白兎氏の影響からか
アラスカン・マラミュートなどの大型のわんこと添い寝をしたい
などと考えていたりする
だけれども…
今の所猫が優勢である
猫だと鳴き声も小さい
とにかく喧しいのが本当に嫌なようだ
そんな我が家に犬がやってきた
というか帰宅したら子犬がいた
母がハスキー
父が柴犬と言う雑種
母がハスキーという段階で
想像は容易だったが
1年で
体重が25kgと言う
立派な体格となった
ところで我が家では初めてペットを飼う事になったので
犬の正しい育て方がわかっておらず。
①ご飯はまず最初にあげる。
(↑人間の食事の後にあげる=自分は一番下というのを
わからせる。)
②人間の食べるものもあげる。
(ケーキとかお菓子とかもあげてた
あげないとよだれで床がべとべとになってしまうので)
③散歩は行きたい方角に行かせる。
(↑散歩は人間が主導。逆に行こうとしたら
引っ張って誘導する。そうすることで
自分は人間に逆らえない事を
判らせる(リーダーウォーク))
などをしておりましたので、
いわゆるαシンドロームになり
母は思いっきり引っ張られ腱鞘炎になり
触ろうとした子を噛んで
何回か謝りに行ったり…
それを是正しようと
私が怒り役になったのだが‥
ちょっと厳しくしすぎてしまった
そしてある日の夜中、
外で唸っていたので
注意しに行った
・・・体の異常を告げようとしていたのを知らずに・・・
そして次の日、おりしも転勤に伴う私の送別会の日に
彼の容体は急変。
・・・・そのまま天国に召されしまった・・・
送別会を切り上げ帰ってきた私
正直「なんでこんな日に死ぬんだ…」
と怒り半分で帰宅
そんな私を
を待っていたのは
彼の冷たく、硬くなった体だった
そしてそばで不思議そうに眺めていた
猫のビット君。(この猫も早死してしまったが…)
それを見た瞬間、
あんなにイライラしていたのに…
あんなに嫌いだったのに…
容態の異変に気が付かなかった事
厳しくしすぎた事に対する後悔でいっぱいになり
不思議と足の力が抜けてしまい
・・・人生で初めて泣き崩れてしまった
ただ、ひたすら「ごめんね、ごめんね、本当にごめんね」と
謝りながら・・・
...。oо○**○оo。...。oо○**○оo。...。oо○**○оo。
Nobuyuki Tsujii - Liszt - Liebestraum No 3 in A-flat major, Love Dream
今朝の夜勤明け朝食中にリストの「愛の夢」が掛かっていた
何故だか涙が溢れそうだった
涙越しに日付を見ると…
実は彼の命日だった
彼が亡くなって15年の節目
彼が亡くなってから、なんか運気が悪くなったような
気がしてならない。完全に恨まれているであろう
最近猫が増えて疎遠になっていたが
たまには墓標にてを合わせてみようと思う
と同時に昨年虹の橋を渡っていった
猫のジジにも
あっちで幸せになって居てほしいと願う