今週のお題「理想の老後」
実は私、「介護士」でございます
先般、認知症フロアに異動になりましたが
「立てないのがわからず立とうとする」▷「転倒」
「フロア徘徊」▷「放尿」
尿意が変に伝達されて2分に一回トイレに行く
▷当然出ない…等々
確かに、今の日本の礎を作られてきた方々ですし
敬うべき存在なのでしょうけど…
昨今の所謂「老害」というものでしょうか…
昔はお年寄り=優しいといった定説がございましたが
実は脳で衰えるのは感情を司る「前頭葉」が最初なのだそうで
そうなると感情がコントロールし難くなるわけでして
介護士の目で見るとここに「育ちの差」が出てきます
90代の方でも優しい方はいらっしゃいますし
実は63歳で看取った方もいらっしゃいましたが
暴言と我儘で介護士を困らせていました…
で、多くの皆様に見られるのが
仕事をリタイアしてからの認知症です
なにか趣味を持っていると
意外とピンピンしてるような気がします
前、ショートステイに居た時に
水墨画を描かれる方がいましたが(ご存命です)
全て、自立されてました…
正直、何故に施設に??と疑問符が付くほどです
という事で、何でも良いと思います
脚が達者なら遠出をして、知らない景色を写真におさめて
脳を常に新鮮な情報を与えて
俗に言うPPK
(ピンピンコロリ)を実践したいですね
写真は富山に行った時の新湊大橋(上)
と雨晴海岸より能登半島を望む(下)です